指定色/赤色部門
インテグラ Type-R with Fate/hollow ataraxia
インテグラ Type-R
1/24
フジミ
制作・King of MIZONOKUCHI
夕日に眠るヤマト
大和
1/700
タミヤ
制作・水凪海
いわずと知れたあのシーンです。曲まで再生されそうな感じですが。カラーテーマは「赤」です。
バトルダメージを適当につけて、形の出来上がったところにGXカラーのレッドとレッドブラウンをベースにとにかくあらゆる赤や橙系の色を重ねたように記憶してます。
あのグレーの成型色に赤を吹き付けるのはなんとなく抵抗がありましたが、まあまあソレっぽくなりました。
ストックにあるのが旧大和だと思ってこのアイデアを実践しようかと思ってたのですが、箱をあけたら、リニューアル版(といっても90年代のですが)で、一瞬躊躇しましたが、 どうせしっかり作るならフジミの使うしこのまま置いておいても使うことはないと思われたのでガシガシ穴を開けたりしました。
地面は100円の軽量粘土、枠も100円の写真立てです。手前に墜落してるのは、2199の地球艦隊についてきた100式空間偵察機。
2199の劇中ではコスモゼロでしたが、コスモゼロは2199キットに2個しか付いてないので、温存。(実はその後大量に入手したのですが)漫画版では良く似た機体が出てくるのでまぁいいかと。
自分等の世代にとっては、もう説明の必要が無いくらい、印象深く記憶に残るシーンです。正直、「この手も、あったか!」と言った感じで、赤色に対して、こう言うアプローチで挑んできたのは、衝撃でした。
純粋に色として見たら、赤色と言うよりかも赤系の範囲と言う事になりますが、そんな定義云々よりかも、情景が持つ有無を言わさない説得力。
また、この情景に使うのであればフルハルである必要もなく、ディティールで劣る旧キットでも十分で、水凪海氏が書いているように、在庫になっているキットの利用方法としては、上手いやり方だと思います。
これと言って高価な材料を使わず、技術とアイデアで、これだけの情景が出来る。そう言った面でも、良い手本になる完成品です。
解説・駒模の紳士 セルジオ越中
MSN−04 サザビー
サザビー
HGUC 1/144
バンダイ
制作・聖水帝侠横綱
「色指定」部門「赤」で参加させていただきましたが、 非常にベタなネタで恐縮です。
モールドの溝が浅い箇所は大体彫りなおしています。腰のパイプやバーニアの色はは説明書では黄色となっていましたが、浮いている様に見えてしまうと思い、黒鉄色としましたが、機体色が赤であるにもかかわらず、なんとなく地味な感じになってしまった様な気がします…。
機体色の赤も2色使っているんですが画像ではほとんど分かりませんね…。
シールドは塗装の不完全な部分が締切直前に発覚したので、省略。
また、マーキングデカールを貼って、半光沢のクリアーを吹いて完成とする予定だったのですが、時間的に厳しいため断念。
一旦これで完成として、間に合わなかった工作は後日行うつもりです。
これはサザビーに限った事ではありませんが、jpgで圧縮すると、赤は劣化が激しいので、実物よりかは見栄えが悪くのが、辛いところです。
さて、「製作者も機体色が赤であるにも〜、地味」と書いていますが、赤色は見た目が派手なので誤解され易いですが、実は白黒にした場合、赤は黒に近くなります。
一方で黄色は白に近くなるので、同じ暖色系ですが、性質はまるで違います。
白黒写真を撮る訳ではないので、そんなに気にする事でもありませんが、覚えておくと何処かで役に立つ、かも知れません。
アイテム的には、直球勝負と言った感じで、誰でも知っているだけに、どう差別化を計るかに、その面での難しさもあります。
MSと言うと、半光沢が一般的ですが、今の状態を活かして、光沢にしても良い気がします。
サザビーは、確かにMSと言う兵器ではありますが、一方では総帥が搭乗する一点物でもありますので、宝石のようにピカピカなのも、高級感があってマッチすると思うのですが…?
解説・海道の名参謀 セルジオ越中