特装機兵ドルバック('83.10〜'84.7)

   

 「超時空要塞マクロス」のヒットにより、業界がポストマクロスを目指して、ロボット物だけでも週に10本以上が放送されていた時期の作品で、キー局であるブジTVは金曜日の午後4時30、静岡県の静岡放送では水曜日の午後4時と、中途半端な時間に放映されていた。

 ビデオソフト化は早かったものの、全36話から6話を選び、各2話づつ全3巻と言う販売であった。DVD-BOXで全話ソフト化が当り前の今からすると変かも知れないが、当時としてはソフト化されるだけでも、有難い状況であった。
 この販売スタイルは目新しさがないが、「特装機兵ドルバック」のビデオソフトが画期的であったのは、オマケとして、新作のオリジナル映像を収録していた点である。ちなみに2巻に収録された分は、同じ葦プロの作品である「戦国魔神ゴーショーグン」「魔法のプリンセスミンキーモモ」などもゲスト出演しており、ブンドル局長やモモなど、わずかな台詞なのにオリジナルの声優を起用していると言う、考えられない豪華さである。

 

  

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