重巡洋艦 高雄

高雄1942
1/700
ピットロード
製作・King of MIZONOKUCHI

 

 

 これまた「ノースポート(ピットロード直営店)」の福袋に入っていたアイテムです。前回の「たかなみ/すがしま」のテーマは「敢てストレートに組んで、塗装だけで、どこまでやれるか」をテーマしましたが、今回の「高雄」のテーマは「工作面で、やれる範囲の事は、全部やってみる」に据えました。

 主な追加点は艦橋の遮風装置、艦橋付近の双眼鏡、甲板上の通気筒や昇降口、塵芥汚水投棄管、魚雷積込用のクレーン、爆風抜き窓、蒸気捨管、航空機用燃料貯蔵庫など、とりあえず、手を出せる範囲は色々とやってみました。
 とは言いましたも、流石に1/700ともなると、省略されている箇所が多く、すべて手を出していたら完成しなくなるので、伸ばしランナーやプラ板など、安価で出来る物に絞ってです。

 ただ、今回やってみて効果が薄かったり、意味の無いものについては、今後は割愛していくつもりです。

 エッチングパーツについては、市販の物はほとんど1944年型用で、42年ではカタパルトとクレーン程度しか利用できず、費用対効果がかなり悪いので、今回は手摺とカタパルトのみ、汎用の物を使用しました。(写真に撮って拡大されて気づきましたが、手摺が畝ってますね…。老眼の始まった初老モデラーの肉眼では、気付かないっス)

  

 

 

  

 あと、今回は艦底色を塗りませんでした。

 と言うのも、ウォーターライン・シリーズなどのキットは、船体の下に艦底のパーツを貼り合わせるので、その分だけ高さがありますが、このキットは船体の左右を貼り合わせて終わりなので、艦底色を塗ってしまうと、異様に乾舷が低い感じなってしまいます。

 

 艦船を作ったのは主に小学生の頃で、「高雄」は、小2年の時以来、2度目です。

 

 更に言えば、艦船を、それなりにちゃんと作るのは初めてですから、手探りなところも多かったですし、かけた時間のわりには、それが完成品の出来栄えとして報われてはいないと思います。

 好きか、嫌いかで言えば、AFVの次には好きなジャンルですが、長らくやっていなかった訳ですから、言わば素人も当然。
 いきなり結果を求めるのが、図々しいと言うものです。

 まぁ、小学生の頃に、一応は一通り作ってしまったのと、当時と中味が同じなのに、値段だけが数倍になったのが、作らなかった原因です。
 昔は、500円で買えた重巡洋艦が、中身が同じなのに、価格だけが上がっていたら、そりゃあ忌避もしますよ…。

 

 個別の船ではなく、区分けで言うと、重巡洋艦が、一番好きです。

 小学生の小遣いでも、重巡洋艦くらいまでなら買えましたし、価格のわりには、そこそこ満足感がありましたし。

 

 最初に作るのが、最も上手く行くなんて、甘い事は考えていませんし、高雄型を作るのも、別に、これが人生で最後と言う訳でもありませんので、今回は、これで良しとします。

 

 「高雄」について調べると出てきますが、当初はネームシップとなる一番艦の名前は、「愛鷹」だったんですよね。
  より正確に言うのであれば、「天城型」戦艦の3番艦からスライドですが、これって、ウチの地元の山なんですよ!

 なんで「愛鷹」にしてくれなかったのかなぁ〜!!

 「天城」「赤城」「愛鷹」「愛宕」って、音を揃えたのか分かりませんが、語感は、なかなか良いと思います。

 

 

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[写真はG1と共通]

 


[写真はG1と共通]

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