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甲型駆逐艦 陽炎(竣工時)

日本海軍甲型駆逐艦 陽炎
1/700
ピットロード
製作・King of MIZONOKUCHI(2016年)

 

 ピットロードが出している「スカイウェーブ・シリーズ」ですが、以前はウォーターラインと同じく洋上模型で、「陽炎(1/700)」は1,600円でした。
 現在は、フルハルとの選択式になり、価格も2,000円に上がっています。
 今回のキットは昔の洋上一択の製品に、ファインモールド製のエッチングパーツ(1,300円)を付属したもので、セットの定番と言いますか、個別に購入するよりかは、お得になっています。(※1)
 それでも定価2,600円と同スケールなら戦艦並の価格です。勿論、定価買いではなく、ヤフオクです。

 陽炎型ですが、8番艦に「雪風」があるので、アオシマ、フジミも同スケールで出しており、三社が競合するアイテムです。
 そして意外な事に現行のキットではピットロードの物が、最古参だったりします。

 その中で大戦後期の仕様に限定されますが、超絶的なディティールを誇るフジミの製品もあります。
 確かに情報量は疎よりかは密の方が高く評価される傾向はありますが、流石にフジミの「雪風」を見ると、「1/700に、ここまで、必要か?」と思ってしまいます。

 

 

 

 現行の三社の製品は、どれを取ってもハズレは無いですが、たまたまピットロードの物が手頃な価格で落とせましたし、自分はアオシマ推しではありますが、それと同じくらい在住した高津区のメーカーであるピットロードも、推しています。

 駆逐艦という点では、11年に製作した「綾波」のリベンジの意味もありますが、今回、掛けた手間、使った費用、バネ指と言うフィジカル的なハンディを背負いながらの製作期間などを、出来上がった完成品とを秤にかけたバランス、と言う点では、自分としては満足しています。

 これがベストではないですが、ベターであるとは思っています。前述のフジミの製品に青天井でアフターパーツを投入すれば、おそらく1/350並の情報量を持った超絶的な完成品も出来るでしょうが、これくらいがちょうどいいんですよ。

 張り線もしてみたのですが、これがバネ指を抱える身としては、地獄でした。
 結局、簡単に数本張った時点で、もう限界でした…。中途半端にするくらいだったら、いっそやらない方が良かった、と思い撤去しました。

 

 

 作るのがスケール・モデルである以上、「バーラム」など一部は除きますが、最低限の考証くらいはします。
 艦船のどマニアではないので、その筋から見たら色々あるかも知れませんが、あからさまにおかしい、と言う事はないようにはしています。

 キットの方は前期型と言う事にはなっていますが、ランナーは共通なので、パーツは入っていて、後期型にも作れます。しかも付属されているファインモールド製のエッチングパーツが「陽炎型・後期」用ですから、むしろ後期型で作った方が楽かも知れません。

 熟慮した結果、キット本来の仕様通りに、艦名と駆逐隊番号の表記有り、舷外電路無し、対空機銃は連装という、竣工時にしてあります。

 ただ、ピットロードの陽炎型の多くの完成品がそうであるように、手摺を着けると、前部のカッター用ダビットを内側に向けて取り付けられず、止む得ず外向きにつけてあります。
 しかも塗装後にその事に気付きましたので、泥縄感に溢れています…。

 前述のように付属のエッチングパーツが後期用なので、前マストは形状が違う為に使えませんし、カッター用ダビットも1組分しかなく足りません。
 後マストとボートダビットだけエッチング・パーツに置き換えると、全体のバランスが崩れるので、敢えてキットのパーツをそのまま使用しています。

 また旗竿も、エッチングを使わずに金属線で作り直し、尚且つ形状の違いを分った上で、キットのパーツの形状にしてあります。
 これはエッチングパーツに置き換えると、不要なダボが出来てしまい、周囲に滑り止めの凸モールドがあり修復不可能で、不自然さを解消する為です。

 前に「綾波」の時にも書きましたが、特に理由がなければネームシップで作ります。陽炎型と言えば、終戦時まで生存した「雪風」が有名ですが、今回は、ネームシップという以外にも、「陽炎」な訳があります!

 往々にして模型で得た知識が学校のテストで役立つ事など皆無と言って良いでしょう。まぁ、山や川の名前などは、少しは地理で役立つかも知れませんが、駆逐艦の名前なんて、出てくる機会などありません。

 でも、あったんですね! 高校時代に古典のテストで「蜻蛉日記」を漢字で書け、って問題があったんですよ。
 てっきり作者名の方が出ると思っていたし、薔薇とか檸檬など、読めても書けない漢字って、ありますよね。

 

 何となくは覚えてはいましたが、正確に漢字で書く自信がなく、かと言ってまったく無抵抗なのも癪でしたから、苦し紛れで「陽炎日記」って書いたんですよ。

 そしたら5点問題で、△で3点、もらえました。採点の注釈で「この意味もあるので、間違いではない。この字を書ける方が、珍しい」、って書いてありました。

 古典の点数は良かったので、3点でどうこうと言う事もないのですが、小学生の頃にこの船を作っていて良かった、と思いました。

 あと、役立ったと言えば、よく学生の頃に地図帳の何頁から××と言う文字を捜せ、って遊び、やりませんでした?
 「盗まれた手紙(ポー)」の小説にも出てきますから、19世紀末の欧米では、既に行われていた遊びです。

 で、これ、小学生の時から高校卒業するので、無敗でした! 

 その無敗を支えてくれたのが「鈴谷」でした。鈴谷川を捜せた人は、誰一人いませんでした。
 そのお礼の意味でも「鈴谷」も、きっちりと作ってやりたいです。

 まぁ、ともかくバネ指に悩ませられながらも、10日で完成しましたし、個人的には満足です。

 

 

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※1 今回のキットは「W−24S」で前述の通り洋上一択の「陽炎」に、ファインモールド製のエッチングパーツが付属したキットですが、これとは別に洋上/フルハル選択式となった現行のキットに、同社(ピットロード)製のエッチングパーツと「日本海軍 新・艦船装備セット5」から一隻分を付属した、限定版「不知火」、3,000円というアイテムもあります。内容、定価換算からしても、お得度は高いです。
 また「1/700 日本海軍 新・艦船装備セット5」(定価2,000円)と抱き合わせになった、限定版「野分」「時津風」「浦風」「天津風」もあり
、それぞれ3,000円。
 買えるなら、「不知火」を買うわなぁ…。