特U型駆逐艦 綾波
綾波
1/700
タミヤ
製作・King of MIZONOKUCHI(2018年)
前回、2011年に作った時は「箱無し、組立説明書無し、パーツのみ」、というキットでした。
もっとも、それを承知で100円で購入したので仕方ありませんが、資料もろくに有りませんでしたし、そろそろ視力も低下し始めており、試験的にエッチングパーツも導入してみましたが、AFVと違ってパーツも小さく、取扱に難儀し、先ずは専用工具類を揃えるなど、周辺の拡充の必要性など、色々と教訓を得るところが多かったです。
それから数年経って、それらはある程度は出来ましたが、…何と言いますか、知らなければ、知らない方が幸せ、と、言う事も、世の中には多々あります。
知らなければ「そう言う物なのだろう」、で、済みますが、知ってしまつたら、いくらタミヤのキットとは言え、所詮は自分の1こ下の年です、色々と不満な所もあります…。
これが“だけ”キットならまだしも、ピットロードに続いて、ヤマシタホビーのキットが出た今となっては、どう考えてもモチベーションが上がる筈もありません…。
しかし、ヤフオクでセットを安く落とした中の一つであっても、買った以上は、作るという矜持の為に、頑張って、最低限完成品と呼べる程度には、作りました。
前回製作した物を潰した折に、エッチングパーツなど、一部のパーツは手元に残しました。
が、このキットに貴重なパーツを継ぎ込むのも惜しいので、スキッドビーム、旗竿、階段など、流用が効くパーツは温存して、他に使い道がない物のみ、再利用しました。
Wパーツは、手持ちの余裕が有るのですが、Xパーツは砲塔はともかくとして、各艦で絶対に使う上に数が1隻分しか入っていないパーツについては余裕が無く、錨は、いつも通り「おゆまるタミヤパテ変換」、搭載艇はWパーツの物と、置き換えで使わなかった旧パーツを流用しています。
特に、これ、と言う事はしていませんが、タミヤの特型駆逐艦は、乾舷が高く、船底のパーツは付けませんでした。(それでも、まだアオシマの陽炎型(新キット)よりかも、乾舷は、高いです)
「とにかく完成すれば、それで、いい」と言った感じで、かなりのやっつけ仕事で作りましたから、出来にしても著しく向上したとは言えませんが、今のご時勢に、このキットに対するモチベーションでは、この辺りが精一杯です。
ガチで作るなら、ピットロードか、ヤマシタホビーのキットを、素直に買います。
こちらは、2011年にコンペ用に製作した物ですが、購入したのは、まだ学生だった頃なので、更に前の事になります…。
特に理由がなければ、大抵はネームシップを選ぶので、特U型一番艦という事で「綾波」を買いましたが、その後、某アニメキャラの方が、超有名になりましたから、世間的に綾波と言えば、そちらでしょうか?
出来栄え云々はともかく、習作としての役割は、果たしたと思います。