ザクT(MS-05B) シーマ専用機
「初MG完成品です。イメージはリアルタイプ旧ザクの配色パターンです。写真は青が強く出てしまいましたが、実物は紫なんです…。そうなんですシーマ様専用機として塗装しました。」
HGUC ザクT
1/144
バンダイ
製作・King of MIZONOKUCHI
自分等の世代にとっては「旧ザク」。こうして見るとサッパリとしていると言うか、実にシンプルなデザインです。
工作的には前スカートの分割、ダメージ表現と言った辺りです。良く考えるとガンダムの世界って一年戦争と言うくらいですから、最も古いMSであるザクTですら、一年しか実戦は経験していないので、経年劣化は無いハズですが、そこは雰囲気と言う事で…。
設定から考えてみると、ザクTが活躍した当時は連邦にMSは無いので、相手は戦車とかそう言った兵器なので、弾痕などを中心に表現。
あと、足で色々と蹴っ飛ばしたと思うので、足周りにキズや塗装の剥れを多めにしてあります。
塗装はザクTの配色が好きでないので、ザクUの配色にしてあります。
それに後にザクUが量産化されたならば、補給の事を考えればザクTも同じ塗装になった、そう考える方が自然な気がします。
このキットは旧ザクの唯一印象に残るシーン、ショルダータックルを表現する為、肩や肘関節が多重構造になっており、稼動範囲の広さは秀逸です。
昔、300円旧ザクは、買ったような気がするので、多分これが旧ザクを作るのは2回目、…だと思います。
まぁ、HGUCになろうが、MGでも所詮は旧ザク、元のデザインがどうこうなる訳でも無いので、これが作るのも、最後でしょう。
今回、塗装の省力化などを考慮して、基本の本体色はサフ+プラカラーで塗装しています。
本体色を成型色と違う色で塗る為、サフを完全に吹いた後で色を塗るならば、一回で済まそうと言うのが狙いです。
また、個別に吹くよりかもモールドも埋まり難い、…気がします。