ティエレン 地上型
HG ティエレン地上型
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バンダイ
製作・King of MIZONOKUCHI
「機動戦士ガンダムOO」に登場する、人類革新連盟(人革連)の量産型MSティエレン地上型です、…ってそんな説明は要らないですね。
個人的にはスポンサーの意向で縛りが入る主役機のガンダムより、ある程度自由が効く敵メカの方が、面白味がある気がします。
「OO」の場合では航空機的なイメージの強いユニオンのフラッグ、それに対して地上兵器らしさを前面に出しているティエレン。
人革連がどの国を仮想としているかも含めて、イメージが持ち易いMSだと思います。劇中、数で圧倒する辺りはさながらT−34やT−54/55を彷彿させます。
その辺りから「劇中の印象を壊さない範囲で、ソ連戦車っぽい塗装」をコンセプトに、AFVライクに色を塗りました。
基本工作は後頭部をポリパテで少し形状を変え、腰の後ろ部分の穴埋め。
確かにティエレンのアンテナは太いのですが、キットのままだと太過ぎるので、伸ばしランナーに置き換えました。
当初はKV−TBのイメージで、装甲をボルト留め風にしようとも思いましたが、結局は普通に組みました。
塗装は下地にジャーマングリーンを使い、基本色はロシアングリーン1(WWU前期)をベースに黒と白を加え、ハイトップはこれの比率を変えた物を使用。
胸の部分も軍用兵器にオレンジ色は浮くので、なるべく茶色に近いオレンジにしました。
やはりエアーブラシ+スミ入れと言う、標準的なキャラ物の塗装に比べて、エアーブラシ+ウォッシング+ドライブラシのコンビネーションは、格段に色の深みが違います。(ドライブラシは一段階とチョットですけど)
その他は概ね指示通りの色ですが、武器は色調を落として、スーパーシルバーを軽く吹いてあります。
最近はブロードバンド化も進んだので、ファイルサイズを結構大きくしていますが、大丈夫でしょうか?
17インチになると写真の方が、かなり実物より大きいので、粗が見えると言えばみえるんだけど…