合体巨艦 ヤマト

合体巨艦ヤマト
NON
アオシマ

製作・King of MIZONOKUCHI

A-1号ゼロセンマシン

 昭和40年代生まれには懐かしい、アオシマの合体巨艦ヤマトです。果たしてこのプラモをキャラ物に入れて良いのか迷う所ではありますが、一応は範疇に入ると思います。

 このキットの場合、そのまま素組みして遊ぶと言うのが正しい気がしますが、世界に一つくらい手を入れて真面目な作例があっても、と思い多少手を入れる事にしました。

 全体の基本コンセプトとしては、
☆合体に必要な部分は残し、不必要な穴などは埋める。(余剰パーツ同士の合体は諦める)
☆ボックスアートと完成見本にかなりのズレがあるので、その折衷を目指して作る。

 「A-1号ゼロセンマシン」の変更点としては、
○甲板上のミサイル発射ギミックを廃し、代わりにボックスアートに沿って、良く解らない突起物を追加。
○艦首左右の突起部は、ボックスアートでは色違いの部分なので、スジ彫りを追加して強調。
○各部の肉抜き穴を、開口して、完全な穴にする。

 また、色は、なるべく成型色に近い色を再現しつつ、アオシマが推奨する合体遊びをして、塗装が剥がれても、リタッチし易いように単色、混合しても二色に止めています。
 甲板は、作例写真では未塗装なので白、ボックスアートではエンジになっていますが、全体の色のバランスを考えて、ワインレッドで塗りました。
 また、零戦(?)から出ているランディングギア(?)ですが、ここは本体と合わせる意味でも、本体と同じ色で塗りました。

 勿論、グラデなどは、一切かけていません。

 

【製作中は、こんな感じ】

  

 全体として昔のキットなので、表面処理をするだけでも一苦労ですが、このキットに限っては、そう言う作り方をする方が悪い、と言う気がします。

 確か、自分が小さい頃は、このキットが1個500円で、4体合体させる為には2千円という、かなりキツイ出費を強要される事になったので、100円の方を揃えて我慢と言う事が多かったです。

 それでも清水の舞台から月面水爆をする覚悟で買い、中に入っていた葉書をアオシマに出したところ、忘れた頃に「レッドホーク・ヤマト」のマンガが送られてきました。今となってはほとんど覚えていませんが、(小学生低学年が読むにしては)かなりシリアスかつハードな内容だったと言う事だけは記憶に残っています。

  

 

A-2号タイガーマシン

 

 「A-2号タイガーマシン」です。A−1の場合、零式艦上戦闘機らしき物が付属しており、ゼロセンマシンと呼ぶ根拠は解りますが、こいつは、何処が、タイガーなのでしょうか?。

 そんな野暮なツッコミをしている様では、アオシマモデラー失格です。そう、母なるロシアの大地より広い心で、見なくてはいけません。

 パーツの合いはA−1よりかも良好ですが、このキットに対して、そのような事を気にする人は、皆無でしょう。

 基本コンセプトはA−1と同じですが、中央部に有るミサイルについて、どうするか? 思案中です。

 ボックスアートにミサイルは描かれていませんが、A1〜4号全てに標準装備されているミサイル発射ギミック、これにはアオシマの並々ならぬ拘りを感じます。(※正確には何だかの物を発射するギミック)

 やはり合体プラモにミサイル発射ギミックは欠かせない、と思いつつもA−3に残しておけば良いかな?、とも思う訳です。

 

 

 

 

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