Mig−29 ファルクラム

Mig−29
1/72
イタレリ/タミヤ
 製作・King of MIZONOKUCHI

  

 

 色々な意味で、長かったです。

 ファンボローの航空ショーにMig-29が登場、その特集記事が掲載され、購入した「航空ファン」は、1988年12月号でしたので、かれこれ20年越しになります。高校生級飛行機モデラーとして、どうにか見られる完成品を作れるようになるまで、本当に長かったです。

 

  好きな機体だけに、色々と拘りたくもありましたが、如何せん1/72なので限度があります。

 以前、航空機模型を専門にしていた後輩に、「何故、1/48を好んで作るのか?」と尋ねたところ、「作り応え」と理由を述べました。
 確かに1/72ではサイズ的にも、拘りたくても、おのずと限界がありますし、今回、その意味が良く解りました。

 工作面では、機体下部の空気取入口を、開いた状態にしたくらいです。Mig−29は、地上にある時は、前輪などの舞い上げる粉塵等を吸い込まないよう、機体上面の補助空気取入口を解放、こちらから吸気するのは良く知られていますが、模型も、ほとんどが地上状態で再現されており、エアーインテイクドアは閉じています。

 手元にハセガワ製のMig−29もあり(あまり正確ではないので、良いキットとは言い難いですが)、作るのもこの一回で終わりと言う訳ではないので、ウソになるのは承知で、あえてエアインテイクドアを開放状態にしました。

 塗装に関しては、これと言って特別に事はありませんが、スミ入れの拭取りに、エナメル溶剤ではなく、ライター用オイルを使ってみましたが、揮発性が高く、結果は良好でした。   また、ジッポー用の物ではなく、100均で売られている安物でしたが、問題無く使用出来ました。125mlで105円(ローソン100にて購入)ですから、エナメル溶剤よりかも安いと言うのも、魅力です。   

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 登場当初から、NATOのコードネームについて、ファルクラムなのか、フルクラムなのか、気にしている人も多いと思いますが、ネイティブな英語の発音もまちまちで(片仮名表記にした場合)、好きな方で呼べば良いと思います。
 ちなみに日本での初出はファルクラムでしたので、自分も、ファルクラムと言う事が多いです。

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