IL−2 シュトルモビク

イリューシン IL-2 シュトルモビク
ウォーバードコレクション No.81 1/72
タミヤ
製作・松本の幹事長


(2018年・製作)

 


(2018年・製作)

 


(2018年・製作)

 

 

 

(2016年・製作)

 初の赤軍大戦機です。色コンの時に、黒部門用で購入しましたが放置されていたアイテムです。

 今回は艶消しにして、AFVっぽくと思いましたが、上手くまとまりませんでした。

 左翼前縁のクリアーパーツ紛失していました…部品請求するのも、ジャンクパーツから削りだして作り直すのも面倒なのでこれで強制終了します。

 自重7tあるそうで、とにかくデカイ飛行機です。同スケールのBF−109やW号戦車作って、比較してみたくなります。
 これ相手だとMG34程度だと豆鉄砲でしょうね、37oクラスの対空砲じゃないときついでしょうね。

 お世辞にも格好の良い機体では無いと思いますが、上面から見ると余計に感じます。何となく宮崎駿の作品にはマッチしそうなデザインだと思います。

 

 いずれIl−2については語らなければならない、と思っていましたが、いいでしょう、ここは腰を据えてシュトルモビクについて話し合いましょう。

 確かに「色コン」の時、「Il-2で、黒は良いのか?」と訊かれ、「黒死病と呼ばれていた訳ですから、OKですよ」と、答えたのは覚えています。

 初の赤軍大戦機とありますが、旧ソ連の大戦機自体が、あまりキットに恵まれていませんね。昔はハセガワも出していましたが、今はカタログ落ちになっています。

 

 

  

 

 それでもヤフオクでは入手可能ですし、絶版品にしては、そう高い価格でもありません。
 また、海外製品まで含めれば、Yak−9、Mig−3、LaGG−3といった比較的知られた機体だけではなく、ポリカルポフI−3やI−16、ペトリャコフPe−2、といったものまで、入手可能です。
 そして、不人気なのか、総じて価格は、安めです。

 話しがIl−2から離れてきましたので、戻しましょう。

 まぁ、自分も、CSの番組を見た時の記憶なので正確さには欠けるかも知れませんが、シュトルモビクは、全体で800kg分は装甲に充てているそうなので、総重量の約11%は防御の為の装甲と言う事になります。

 撃墜には20mm以上の火砲が必要と言われていましたが、当たり所によっては20o弾にも耐えられたそうです。

 その屈強な防御力から「空飛ぶ戦車」とも言われましたが、あくまで航空機としては異例の装甲厚ではありますが、流石に本当の戦車程は厚くはありません。
 具体的に言うのであれば95式軽戦車と同程度ではありますが、97式中戦車には及びません。
 そう書くと95式軽戦車が貧弱に見えますが、初期のT号戦車(A型/B型)も、同じくらいです。
 装備している砲からしても、「空飛ぶ軽戦車」と言う分には、別に誇張でも、何でもないですが、強そうには聞こえないですね…。 

 しかし、おそらく旧ソ連のレシプロ機で最も有名であろう機体なだけに、大見得を切って腰を据えてと言った割には、わざわざ書く事もないかな? と言う気もします。

 松本の幹事長氏も言っておりますが、この飛行機が格好良いか、悪いかで言えば、お世辞にも格好良いとは言えませんね…。精一杯良く表現して、個性的と言ったところでしょうか?
 でも、宮崎駿の世界観にはマッチしそう、と言うところには、頷けます。

 このIl−2もそうですが、旧ソ連のレシプロ機を見て思うのが、水冷エンジンを量産して、扱えた分だけ、旧日本軍よりかも技術的な面では、高かったのでは? と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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