74式戦車
74式戦車
1/35
タミヤ
製作・King of MIZONOKUCHI
タミヤの1/35 74式戦車(旧)です。 製作した当時は、取敢えず74式に慣れて、マジで作のは2個めからと思い、砲塔に鋳造表現を追加した以外は、完全にストレート組みです。
完成してみたら、自分としてはかなり気に入ったので、今にして思えば、多少ディティールアップしておけば良かった、と思っています。
全体としては、陸自特有の褪色すると、やや青味がかって見える緑色、の表現に苦労しました。
当初は1/35人形を改造して、「エルフを狩るモノたち」にする予定だったのですが、「エルフ〜」のバージョンでは、「士魂」は付けられないので、結局は74式を取って、止めました。
今でも1/35の小宮山愛里と井上律子は、机の中で眠っています。
この完成品は単色で塗られていますが、現在、陸自の車輌は2色迷彩が標準です(参考・61式戦車)。迷彩は研究の結果、3色以上になると効果が高い、と言う事が解っています。それでも2色迷彩にしているのは、主に予算面での配慮、なそうです。
また、74式は日本が作った車とは思えないほどの高燃費車で、リッター当り240mとアメリカのM1戦車よりかも、燃費が悪いのです(しかもタンク容量も小さいらしい)。いくら専守防衛とは言っても、北海道の原野などで使う事を考えると、かなり不安が残る気がします・・・。
既に90式が制式化されていますが、数の上では未だ日本のMBT、と言えるのではないでしょうか? この74式は「日本が作った戦車とは思えない程かっこいい!」、と思うのは私だけでは無いと思います。
74式戦車
1/76
フジミ
製作・King of MIZONOKUCHI
こちらは1/76のヤツです。製作中にスモークディスチャージャーが2本紛失、伸ばしランナーから削り出して自作するなど、最初から不幸に見舞われたキットでした。
下の写真は、中途半端にサフがかかっていて見難いかも知れませんが、ワイヤーの留具、ライトのコード、砲塔のフック、などを追加して有ります。
エアーブラシを吹いた後、ウオッシングをした時、悲劇の第二幕が開きました。
ミニスケールの経験が乏しい事も有り、1/35の感覚でエナメルを使った所、転輪を支えるバーの過半数が折れてしまいました。他にもスモークディスチャージャーなど、細い部品は粗方エナメルでやられました。
「どうしましょう…」と、FC東京がビハインドでハーフタイムを迎えた時の林田アナの声が、頭の中で反芻していた…。それでも気を取直して修復、ドライブラシも二段階までかけました。ミニスケールの小ささを感じさせない、良い出来だったのですが…。
再接着した転輪や駆動輪と、キャタピラの合いが悪く、真直ぐに連結する事が出来ませんでした…。しかも大嫌いなプラキャタピラ、この段階でリタイア確定!
ハッキリ言って、塗装その物は気に入っているし、むしろ成功したと思っています。暇でしたらDLした画像を拡大してみて下さい、かなり拡大しても鑑賞に堪えられる筈です。それだけに一箇所でも足を引っ張る所が有ると、全体の完成度と言うか出来が下がってしまうので、許す事が出来ません。
「これからのシーズンに向けて、価値の有る1敗でした(by・富樫アナ)」、となるか否かは、次に作るキットの結果次第と言う所でしょう。
何故、模型のページなのに、富樫アナや林田アナの名前が出てくるのか?、このページ最大の謎かも知れない…。