W号戦車H型
W号戦車初期型・中期型
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タミヤ
製作・松本の幹事長
タミヤのW号H初期型、中期型を2in1で使用したけど、素直に初期型で組むのが正解。
今回は中期型にしてつじつまを合わせる為、と言うか自分を納得させる為、かなり資料を見ましたよ。
そもそもタミヤの初期型で再現された車両は、かなり生産数の少ないレアな型で、50台程度の生産数で、G型後期との類似点が非常に多く、正直区別がつかない。
で、Gと標準的なH型、俗に言う中期型との差って何かと言うと、起動輪、誘導輪の形状、上部転輪の形状、下部転輪のハブ形状、エアクリーナの有無、無線アンテナ位置等なんだけど、このキットを説明書のように中期型で組むと、上下転輪に無理が出てくるの。
組んでる途中で気がついたけど、後のカーニバル…。で、必死こいて資料見ていて気がついた事、戦時中は何でもあり!
どう見てもG型車両、でも俗に言う中期型の起動輪を付けてる奴、HJ師団のW号は中期型だけど俗に言うG型用転輪履いているのもいるし、G型用の起動輪付けてる中期型もいる。
ただ、中期型の上部転輪は鋼製無垢なんだけど、シェルツン装着していて、ゴム付き付けてる車体は手持ち資料では発見出来なかった。
で、これにJ型が入ってくると、更に解らなくなってくる。
最後期型は誰しも解るけど、J型初期型は尻を見ないと区別がつかない。
まあ、話し長くなったけど、何でもありという事で、細かいとこは気にせず、「パッと見H型に見えりゃいいや」と割り切って作成したの。
塗装も、ブランクが長かったから、安牌で単色。ちょうど、師団忘れたけど、説明書に伊戦線の塗装指示あったので、そうした次第。
車載工具、予備履帯は模型映えしないけど、車体色で塗装。
実車でも、そう言うのが居るし! 追加工作は車体前目面中心に可能な限りしてあります。
※基本的には、松本の幹事長様の原文をそのまま掲載していますが、明らかに解る誤字脱字、また前後の流れから読み難い箇所等は、加筆修正してあります。