1/6 なぎさ

 

 

 本品はWF06冬において、「FV&T.D.P」さんより販売されたレジンキャスト製キットです。完成見本を製作しましたので、その製作記事を掲載しておきました。当ホームページにおいて、サポート等は一切行っておりません。部品の請求等は、説明書に書かれている宛先にお願い致します。

工作 今回、完成見本を製作する時間があまり取れなかったので、工作について(と言うより表面処理)は、かなり省力化してあります。この完成品は、量産前のテストショットを使用しているので、販売された量産品は多少品質が向上していると思います。

 パーツに残っている真鍮線の跡ですが、意外と参考になりません。1oに対して2〜3mmの穴を開け、パーツの合いを見ながら位置を極めて下さい。特に左肘と腰の干渉が一番タイトな部分になりますので、ここを最後に決める事をお薦めします。
 手順としましては、下半身にエプロンを仮止めします。ここは問題が無いので、すんなり位置決めが出来ます。次に、右足のヘコミに右手小指、エプロンの奥まった所に右手親指、と言うのが右腕の正しい位置です。この二つがピタリと合いつつ、上半身と下半身に隙間が出来ない、と言うのが正しい各パーツの接合位置になります。
 この状態で左胸のダボに合うように、左腕を合わせていきます。先にも書きましたが、左肘と腰の隙間がタイトなので、必ず下半身を合わせた上で、パーツ合わせを行って下さい。
 もし、パーツの合いが悪いまま塗装してしまった、と言う場合は、右親指の裏側を削ると、多少は修正が効きますので試してみて下さい。
  上半身と頭につきましては、写真を参考にして頂ければ解ると思いますが、問題無く位置決めが出来ると思います。両側の毛を顔パーツのダボに合わせて接着すれば、自然と首の角度等も決まる様になっています。
 ポニーテールとエプロンは、特に干渉する部分も無いので、大丈夫だと思います。詳しくは背面写真を参考にして下さい。

 

 

 

カラーデータ
 カラーデータと偉そうに書く程ではありません、ほとんど見たまんまの色です…。

 突貫作業で塗った上に、トップコートとデジカメによって、かなり色が飛んでいます。肌色は面積が大きいので、かなりメリハリをつけたのですが、写真からはその痕跡を窺い知る事は出来ません。
 エプロンとカチューシャ、襟のシャドーは、クリアーブルーとクリアーレッドの混色による紫色を使用しています。オフィシャルのCGが、シャドーに紫系を使用していたので、そのままと言った感じです。
 髪は、もっとくすんだ感じだと思うのですが、思ったより発色が良くなってしまい、元のイメージとは違ってしまいました。フラットアース、イエロー、ブラウン、ホワイトの混色ですが、フラットアースの量を多くした方が良いと思います。
 ストッキングはマホガニーとブラウン、色の濃い(暗い)部分は黒を足してあります。

 

 今回、9日夜になって1回目のテストショットが終わり、10日夜、11日、12日、14日夜、実質的には3日足らずの時間しかなかった訳で、それで完成させた事の方を誉めて欲しいもんです。我ながら見事な締切間近の駆込帳尻合わせって言った感じです、つーか、中○、同じ時間で同等以上の完成品を作って見せろ!。

 

 

 

 

 

 

 

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