AHF総選挙 TEAM 
 [フジミ模型]

 

 

 世界のタミヤと言われるタミヤですら企業規模その物は、静岡県の地方の一中小企業に過ぎないのですが、こちらのフジミは、実態を知ると驚くほど小さく、零細企業といった感じですが、その割には数多くの商品を出しています。
 以前、フジミに部品注文をした時の話しなのてすが、ちょうどGW期間を挟む時期でしたので、来るのは連休明けだろうと思っていたら、連休中に届きました。アフターサービスの早さは、自分が知る限りでは断然トップのメーカーです。

 最近では艦船模型が目立ちますが、やはりフジミと言えば、車でしょう。共通のシャーシを使っており、それに対する悪評もありますが、とにかく幅広いラインナップで、良くも悪くもこれしか選択肢がない、といったアイテムも数多くあります。(だけゲーならぬ、だけプラ?)
 少し前までは千円を切るという低価格が嬉しい存在でした。流石に再販分から順次値上げをするのは仕方ないとしましても、値段が上がった分だけは、金型をメンテして欲しいものです。
 また、車に関係して同スケールのタイヤとホイールを、フジミとアオシマの2社で出していますが、縮尺は同じでも共通して使えないのが惜しまれます。

 ラインナップとしては車や艦船だけと言う訳ではなく、その他のジャンルも数は少ないですが、出しています。そんな中で、昔からAFVモデラーが頭を傾げたのが、フジミの1/76というスケール。このスケールはフジミしか使っておらず、何故、どうして1/76なのか? (※正確には1/76はフジミとニットーでAFVで使った縮尺ですが、ニットーが出した分も吸収しているので、今はフジミだけの筈です。…多分)
 だいたい模型の縮尺は12進数です。AFVの定番となっている1/35も、元々は1/36にする予定だったのが、当時の流れとしてモーターライズを仕込むと余裕が無いので、そこでスケールを1つ上げて、1/35にした訳で、おおもとをたどれば12進数です。
 1/76という縮尺の由来を知っている方がいらしたら、是非とも、ご一報下さい。

 そして最近のフジミのメインと言えば艦船でしょう。ウォーターライン・シリーズは、もともとは静岡4社による合同企画で、各メーカーが何を出すかはクジ引きで決めた、…らしいのですが、この時タミヤは一番売れるであろう「大和」を、無条件で持って行ったと言いますから、とても公平なクジ引きだったとは思えません。
 もっとも脱退後は制約もないので、バンバン出しています。驚異的なスピードでの展開していますが、その中にはいただけない話しも…。新金型の「秋月」ですが、あれは「秋月」の1/700ではなく、1/100の「秋月」の模型を1/7したものです。ご丁寧にオリジナルが間違えている箇所まで、忠実に真似てしまった為に、バレバレです。
 製品その物は良くても、そう言う事実を知ってしまうと、何となく評価も下がってしまいます。

 そうは言ってもタミヤやハセガワの腰が今一つ重いだけに、フジミが意欲的に新金型の艦船模型を出してくれるのは、ありがたいことです。

 今回の総選挙では獲得pt、完成品数、ともに最下位に終わってしまいました。個人的に、多分、水凪海氏は、フジミ推しでくるだろうと勝手に推測、ハセガワは無難で誰でも手を出すだろうから、総選挙の行方を面白くする為に、アオシマ推しで行ったのですが…。
 まぁ、ウチも、フジミの製品の在庫は2つしかないので、自分が肩入れしたとしても、たかが知れていましたが…。

 

 

 

軽巡洋艦 鬼怒

製作・King of MIZONOKUCHI

 

 

 フジミがウォーターライン・シリーズに加盟していた頃の古いキットで、出来の悪さから「フジミ・アレルギー」と言われた時代のヤツです。その後「長良型」はタミヤが埋めましたが、こちらもフジミの製品よりかはマシといった程度で、あまりキットには恵まれていません。 

 「艦これ」ブームの後押しがあれば、不遇な「長良型」も新金型に刷新される日が来る、…のかなぁ〜。

 

 

 

 

 

10式戦車

製作・松本の幹事長

 

 

 前述のフジミの謎の1/76から脱却して、このアイテムは1/72で、漸く他社のミニスケールAFVと並べられるようになりました。 

 余談ですが、既出の61式戦車や74式戦車も、個々に見ると出来が良いんです。(ちゃんと作れば、写真のアップにも耐えられますし、対比物が無ければ1/76と分かりません)
 ただ、61式戦車の90o砲の方が、74式の105o砲よりかも太いので、並べて置くと違和感が…。だから個々に見ると、と書かざるを得ないんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

  

 

 

 

 

 

 

スピットファイヤー P.R.Mk.19ブルーインベーダー 

製作・kikeido

 

 

 フジミと言うわりには車が一台もなく、代りに飛行機が2アイテムも出るとは、意外です…。

 それは置いておくとして、飛行機と言うと、やはりハセガワのイメージが圧倒的に強いですが、フジミも、そこそこ出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

F−86F ハチロクセイバー 航空自衛隊 

製作・松本の幹事長

   

  

 

 

 

 

 秋月&照月

 製作・水凪海氏Jr

 ボイント的にはアオシマとフジミに入るのですが、投票外との事ですので、フジミが寂しかったので、こちらに。

 紛失した主砲の代わりとして機銃が載せてある辺り、思わず日向を想像しちゃいますね。あちらはスペースがあるので、4つですが。

 松本の幹事長氏の所に続き、Jrの作品になりますが、それだけ年をとったと言う事ですね…。
 そりゃあ、老眼鏡が、必須になる訳ですわ…。

 

  

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