チェンジ(色変え)部門

 

 MS−06S feat.清水エスパルス

シャア専用ザクU HGUC
1/144
バンダイ

制作・King of MIZONOKUCHI

 

 今年のコンペテーマが「色」に決まった時点で、やりたい事などがまったく無かったのですが、かと言って手付かずなのも…。そもそも日頃から色変えをする事はほとんどなく、そう言う発想や頭もありません。

 何というか、マスキングが面倒くさい時など、いっそ、配色を変えてしまおうか?とも思う事が無い訳ではありませんが、それをやったら易きに流されると言うか、負けた気がするんです。
 だから遊びや冗談で作るならともかく、普通に作る時には色変えはしない方針なんです。

 それだけに今回のテーマは、最も苦手と言うか、やり辛い内容なんです。

 で、話しは変りますが、数年前に「川崎フロンターレ meet ガンプラ」と言うコラボ企画がありました。等々力陸上競技場でガンプラを販売、コンテストも催されました。この時、ドラゴン師が「是非とも、エスパルカラーのザクに、フロンターレカラーのボールが蹴っ飛ばされているところを、作ってくれ」、と自虐的なネタを提供。(ちなみに川崎は清水に対して相性が悪い)
 この時点でシャア専用ザクUは表面処理をほぼ終えた状態で、「まぁ、一生に一回くらいは、シャア専用の色で塗っても良いかな?」、と思いつつも放置されていました。

 放置されたまま数年が過ぎた訳ですが、今回のコンペテーマにも合致しますし、キット提供のドラゴン師の意向も踏まえて、今回の清水エスパルス・カラーのザクUにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シャア専用のカラーリングを、清水エスパルスのユニホームカラーに変更。個人的には初期の地図柄(胸にJALがあった頃)が好きなのですが、1/144で再現するとうざいだけな気がしたので、シンプルに色だけにしました。

 流石に色を変えただけでは芸がないので、盾と胸に清水エスパルスのエンブレムのデカールを制作、貼りました。一応、鈴与やグリコのロゴも作ったのですが、そこまでやるとザクUでなくなる感じがしたので、止めておきました。

 当初は、動力パイプもきっちり塗り分けたのですが、色が色だけに工事現場の虎ロープにしか見えず、超格好悪いので速攻で落としました。

 まぁ、ストレートに組んで、色を変えて塗っただけで、特に何もしていません。ネタ勝負の一発芸的な作品なので、初見のインパクトが、すべてです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボール feat.川崎フロンターレ

ボール
1/144
バンダイ

制作・King of MIZONOKUCHI

 

 

 

 今年のコンペテーマ用にMS-06Sシャア専用ザクUfeat.清水エスパルスを完成させた時点で、「ついでだから、ボールも作るか」と言った感じの軽いノリだけで、着手しました。

 G1用アイテムでAFVが続いており、中休みの意味でも、何も考えないでサクっと完成させられる物として、好都合でした。

 HGUCも出ておりますが、ボール如きにそんな金を出したくない、と旧キットを購入。
 それも偶々イエサブ溝の口店に行った折、もともとの一割引き(+消費税で283円)に加えて、セールと言う事でレジにて更に10%引きをやっており、それに背中を押されました。

 パーツ構成や合いなど昔のキットですが、それを覚悟で価格の安い旧キットを選んだ訳ですから、文句は言えませんね…。    

  

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

MSM−10 ゾック

ゾック
1/144
バンダイ

制作・King of MIZONOKUCHI

 友人とガンプラについて話していた折、1/100、1/144を問わず、1stシリーズに登場したMSで作った事がないのは、ゾックとギャンの2つだけ、と言う事に気付きました。勿論、ほとんどは小学生の頃に作ったのですが、これでゾックとギャンを完成させれば「一応、一通りは作ったけど」と言えるようになる、それだけの理由でゾックを選びました。

 もともとのゾックの色もありますが、水陸両用なのだから船舶の迷彩にしたら面白いかな?と言うところから、雲龍型空母の迷彩を意識してみました。ジオン系のMSにドイツ軍の三色迷彩を施した作品は多くみますが、帝国海軍の迷彩と言うのは、記憶の範囲ではないと思います。

 ただ、このコンセプトならグラブロの方が楽かつ、安価で済んだと、後になってから思いました。

 ただ、この迷彩って、意外とマスキングが大変で、一発芸ならもっと楽をしたかった、と途中で後悔しました。迷彩の色は主に「天城」を参照にしつつも、京阪電車カラーと言えなくもないかな?、とも思っています。

 まぁ、この種のネタ勝負には、やはり安いガンプラが最適ですね。

 

 

 

中国のアレ

ガンダム FG 1/44 バンダイ
制作・KIKEIDO

 

 だいたい2日程度で完成させているので(しかも出勤日含む)、先ずはそのスピードを称賛すべきでしょう。

 一発芸と言うかネタ勝負の場合、とにかくノリが重要で、一度手を止めてしまったら、ほぼ完成しないと言っても過言ではありません。
 しかも、その種のアイテムは「〇〇をやろうかなぁ〜」と、口に出すのは簡単ですが、実現(完成)させてこそ、初めて価値がでます。

 確かにアップにしてみると、やや粗いところも見受けられますが、モチベーションが低下する前に完成させないとならない以上、多少の事には目を瞑り、強引にでも完成させたのは正解だと思います。

 今回の「チェンジ」部門の主旨の一つは、色を変える事によって、何かが変わる、という点にあります。その意味では、色を変える事によって「ガンダムが、ガンダムのパチもん、のパチもん」に変った訳ですから、テーマのお手本のような作品と言えるでしょう。

「見る前に飛べ」、という言葉もありますが、考える前に先ずは手を動かして作る。と言う事でしょうか? 

 解説・元祖帝國陸軍魂 セルジオ越中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

一式戦闘機 隼U型

中島キ43-U 1/72 ハセガワ
制作・松本の幹事長

 今回もネタが新しいうちに、99式空間戦闘攻撃機・篠原君バージョンで塗ってみました。キットは、30年前の新製品ですので、凸モールドですが、気にせず作成しました。

 前回の零戦よりかは、少し見せれるアングルが増えています(笑)

  コスモファルコンその物ではなく、隼を、コスモファルコン風に塗った事で、色変え部門へのエントリーとなった作品です。実際の隼のイメージを大きく崩す事なく、コスモファルコン篠原機の配色を再現。特に説明が無ければ「夜間戦闘機かな?」と思うかも知れません。
 確かにA帯は古いキットではありますが、その分部品数も少なく、作り易いと言う利点もあります。また、ガンプラ程ではありませんが、価格的にも安いので、良い意味で遊びに使う事もできるキットです。

解説・元祖帝國陸軍魂 セルジオ越中

 

 

 

地球防衛軍艦隊 護衛艦

メカコレクション No.11 NON バンダイ
制作・松本の幹事長 & Jr.

 2色塗りの方が下のチビが組立、1色塗りが自分です。 140円で、2人で楽しめれば、安い物です。(塗料だエアー缶 のコストは別ですが)

 

 色違い2艦で 色違い部門(少し強引)に。

  元の配色から変えての色違い、更に2隻セットの利点を生かして、それぞれの色を変えての色違い、言うなれば二段オチの作品です。このキットは小さい割には、左右分割された船体の整面が手間です。

 設定の配色ではありませんが、雰囲気を損ねる事なく、それでいて上手く違いを出せていると思います。

解説・ 炎のモデラー セルジオ越中

 

Return