第3回共同開催コンペ「脇役」

 最終更新・3月17日

○レギュレーション
 テーマは「脇役」と言うことですが、今回は試験的にサブテーマも、設けました。

 メインテーマは「脇役」ですが、サブテーマの3点の何れかの条件を満たしているアイテムは、レギュレーションに触れるアイテムであっても、例外として通るものとします。

1・一辺が10pを超えるベースが付いているもの。
2・電動や発光のギミックが入っている。
3・明らかに屈辱的な状況が、誰にでも見てとれる。

 1と2につきましては、ベースやギミックがメインであり、置かれているアイテムその物が、脇役。と解釈しての事です。但し、フィギュアを立たせる、固定する為だけのデコパなどは、ベースとして認めません。原則としてシチュエーションが分かる程度の、情景が再現されている事が必須条件です。
 3は、状況と言うか、シチュエーションでの判断です。単に、シャア専用のゲルググを出したならアウトですが、ボロボロにされてエルメスに曳航されているシーンなら、OKです。

 尚、その存在からして脇役が運命付けられている「ガズL・R」は、発案者である侠横綱氏のみの独占アイテムとします。と言う訳で、「ガズL・R」より、素晴しい脇役っぷりのアイテムを捜して下さい。これがターゲットアイテムとなります。

 

○「脇役」の定義について
 やや抽象的なテーマとなっておりますので、まったく線引きが無いのもやり難いと思いますから、下記の条件を線引きとします。

☆キャラ物/フィギュア部門

・番組のタイトルなどに、名前が付いている。また、明らかに主人公と思われるキャラ、及びそのキャラがメインで乗っているメカなどは、不可とします。
 「マジンガーZ」のマジンガーZが、最も分かり易い例だと思います。「装甲騎兵ボトムズ」の場合、主人公は次々とATを乗り捨てるうえに、ラビドリードッグ以外は、すべて量産機を使用しており、キリコのフィギュアが付かない限りは、明確に主役、脇役の区別が難いものがあります。この場合、象徴的であったり、記憶に残っていると言う点から、スコープドッグ・レッドショルダー・カスタムは、レギュレーションに触れるものとします。また、主人公以外はあまり使わかったマーシィドッグ、専用であるラビドリードッグも、アウトとします。
 但し、話しの展開や内容的に見て、メカの存在その物が脇役っぽい場合は、その限りではありません。「魔法のプリンセス・ミンキーモモ」に登場したミンキナーサなど、前項の主人公が乗ったと言う点には当りますが、ロボットがメインではありませんし、一話限りの登場ですから、脇役と言えます。
 また、「コードギアス・反逆のルルーシュ」のケースを例にするなら、ルルーシュが乗ったナイトメアのうち、蜃気楼以外は、単に乗ったと言うだけで、特に活躍した訳ではありませんから、脇役と取る事も出来ます。同様なケースとして、話しの展開で、一時的に主人公が乗った、と言うものは、上記事項からは外れるものとします。

・複数の番組に登場するキャラ、メカも、どちらかで上記、及び下記のレギュレーションに触れているものは、不可とします。
 
例としましては、「機動戦士ダブルゼータ・ガンダム」における、Zガンダムなどが、これに当ります。仮に、Zガンダムにザクの頭を付けても、主人公が乗っている事が明確に分かるので、前項に触れアウトとなります。
 メカ物の定番である主役機の交代が行われた場合、多くのケースでは主人公機のお古はヒロインが乗る事が多いので、後述の理由で、これもアウトとなります。「聖戦士ダンバイン」の場合、ショウとマーベルは同じ色で、外見的にも区別がつきませんし、前項と後述の良い例と言えます。トッドも、後述のライバルに当りますが、トカマク用のカラーならば、問題ありません。

 複数の番組に登場した場合でも、作品によってポジションが異なっており、それが明確に解る場合は、この事項から外れるものとします。「機動戦士Zガンダム」におけるクワトロ、及びクワトロが乗った百式などが、これに当ります。「Z」におけるクワトロの位置は、脇役ですし、百式についても主人公サイドの一機であり、複数の主役機と呼べる存在ではありません。「ZZ」における百式も、同様です。

・主人公が複数、或いは複数のメカの場合も、連座制を適用して上記に触れるものとします。
 「ゲッターロボ」におけるゲッター2と3、「魔法騎士レイアース」の海や風などが、これに当ります。ゲッターロボの場合は、そもそも番組のタイトルに名前が付いていますから、その形態に関わらず既に前項に抵触していると言えます。レイアースの場合は、狭義で解釈するなら光一人が主人公ですが、広義で取るなら三人が主人公と言えます。ただ、海と風が搭乗した魔神セレスとウインダムについては、灰色だと思うので、審議対象と言った感じです。
 「新機動戦記ガンダムW」の場合、主人公はヒイロ一人と言うより、ガンダムに乗る5人と見る方が、普通です。「ZZ」でもガンダムは複数登場し、ガンダムチームと呼ばれていましたが、作品中の扱いなどからして、明らかに前者と後者は違います。但し、ガンダムW」において、5人のうち一人が一時的に乗った量産型については、この限りではありません。そもそも量産型なので、明確に誰が乗っていると分かる仕様でない以上は、前述の通り脇役として扱います。

・個人的な解釈、尺度による脇役扱は、認めません。
 
これを言い出したら、何でも通ってしまいます。「俺の中では、一人だけがプリキュアだ」、と言っても、番組のタイトルは「ふたりはプリキュア」です。「ふたりはプリキュア」と言っている以上、プリキュアではないし、二人に入っていないから、ルミナスはOKか?と言う疑問が出てきますが、ポジション的に見て、複数の主人公の一人と解釈できます。必殺技を使う場合、三人で使用していますから、脇役とは言い難いです。(劇場版ではプリキュアの中に含めて数えられているので、やっぱりダメですね)
 ごく稀だとは思いますが、主人公でありながらも、その存在が希薄なケースでは、この事項を逆に適用して、脇役にしても構いません。「ひのまる劇場」の白智小五郎が良い例ですが、これに該当するケースを捜すのは、かなり難しいと思います。

・主人公ではないが、ヒロインなど、明らかに主役級と思われるキャラも、脇役からは除外します。
 
「Fate/stay night」のセイバー、凛はと言った辺りが、その例となります。桜は、限りなく黒に近い灰色です。TV版だけなら脇役と言えますが、ゲームでは桜がヒロインとなるルートがある為、メインヒロインの一人とも言えます。ライダーなら、まったく問題はありません。
 「涼宮ハルヒの憂鬱」の場合、主人公はキョンですが、タイトルに付いている以上、ハルヒも同等と見る事が出来ます。長門と朝比奈の二人については、脇役と言えば脇役ですが、SOS団を主人公チームとして見たなら、その構成員であり、主役級の一人と言えます。また、原作の話しによってはハルヒより多く登場しますから、ポジションとしては微妙です。一応、審議対象にはなりますが、脇役と言い切るにしては、疑問が残ると思います。妹や鶴屋さんなら、まったく問題ありません。
 ただ、上記のケースで言うなら、「機動戦士ガンダム」のカイやハヤトも、長門や朝比奈と同じく主人公サイドのキャラではありますが、主役級と思っている人は皆無だと思います。こう言った立ち位置のキャラの解釈につきましては、常識の範囲内、或いは世間の扱いや認知度などを考慮して、判断します。

・主人公と同等と思われるライバルも、不可。
 
例としましては、「機動武闘伝・Gガンダム」におけるマスターガンダム、マスターアジアなどが、これに当ります。また、「機動戦士ガンダム」と「逆襲のシャア」におけるシャアも、解り易い例だと思います。
 複数主人公が居る場合は、そのどれか一つとの絡みがあるものは、不可とします。「ガンダムOO」のように主人公が複数いる場合、狭義で見るなら刹那一人が主人公ですが、ガンダムマイスター全員が主人公とも取れますし、むしろ後者だと言えます。そうした場合、刹那とはあまり関係がないソーマも、アレルヤまでが主人公と解釈すると、ソーマが乗っておりアレルヤと戦ったティエレン・タオツー超兵仕様やGN−Xは、不可となります。但し、その後の展開で乗る事になったGNアーチャーは、完全に脇役ですから、問題ありません。
 これとは逆に、本来は主人公のライバルとして設定されながら、結果として値しなかったキャラについては、審議対象とします。例としまして、「V・G.」における八島聡美です。設定では主人公の同門のライバルなのですが、ゲームでは全く歯が立ちません。アニメの場合、もう一人の主人公っぽい扱いはうけていますが、複数の主人公の一人と言うには、あまりに差が大き過ぎます。
 また、「機動戦士Zガンダム」のジェリド、
「新世紀GPXサイバーフォーミュラー」の新条など、当初はライバルっぽいキャラだったが、その後没落したと言うケースにつきましては、仕様毎に判断するものとします。

・例外としてパチ物は、主役機でもOK!
 「機動戦隊ガンガル」のガンガル、「太陽系戦隊ガンルダン」のドンなどを筆頭に、「ザ・アニメージPartU」「宇宙スーパーコンボイ」など、まあ、捜す方が大変かも知れませんが(最近はヤフオクもあるから意外と楽?)、パチ物の場合は、元の作品が主であり、パチ物が従、つまり脇役と解釈して全てOKとします。  

 

 

☆スケール物部門
・主力とか、そう言う単語が付く兵器。
 
MBT、主力戦闘機などが、これに当ります。F−4など、長年使われている物につきましては、一時代でも、そう言う時期があった物は、これに触れるものとします。映画など観ていると脇役っぽく思えますが、T−34やM4も、ダメです。
 軍用でないものも同様で、カローラなどは、長年に渡ってトヨタの主力車種でしたから、主力と言う点でアウトになりますし、後述の事項にも触れます。
 
例外としては、歩兵は、除外します。「歩のない将棋は、負け将棋」「陸軍の根幹を担う〜」と言いましても、師団単位の集団ならともかく、模型で表現する場合は、せいぜい数人単位です。歩兵が主力であった時代も含めて、すべてこの事項からは、外れるものとします。

・上記の単語は付かないが、国防的に主力としてみなされる兵器。
 
戦艦や原子力空母などが、これに辺ります。護衛空母くらいなら、その限りではありません。また、第二次世界大戦当時は、旧式化かして速度も遅く、主力とは呼べなかった「扶桑」型につきましても、曲がりなりにも戦艦であり、国防的に重要と見なされていた兵器ですから、主力、主役として扱います。
 意外な穴としましては、国防的に見て核兵器はこれに当りますが、それを搭載する飛行機は種類によっては、範囲外とも言えます。戦略爆撃機は、ほぼそれが目的として作られており、核兵器とセットと言えますが、戦術核を搭載する能力を持った戦闘機、攻撃機程度なら、問題ありません。そもそも、これに当る戦闘機その物が、脇役っぽいヤツだと思います。(F−101ヴードゥーなど)

・旗艦など、編成的に主役たるもの。
 水雷戦隊における軽巡洋艦などが、これに当ります。流石にネズミ輸送している駆逐艦は、これに当りません。各型の一番艦などのネームシップも、単にそれだけなら、この事項からは外れます。
 また、限られた状況でのみ主役、と言うものは、外します。空襲時の高射砲、上陸作戦における上陸用舟艇などが、これに当ります。攻撃ヘリ、地対空車両なども、これの範囲に入ります。

 ただ、このケースですと、巡洋艦一隻がポンとあった場合、それを、どう解釈するか?です。○○戦隊の旗艦としてなのか、単に国防的な補助艦艇一隻なのか、正直、作り手の自己申告に依るところが大きいです。明確に分からない場合は、巡洋艦以下の船につきましては、原則として脇役として扱います。
 

・一般的に知名度が高い、誰でも知っていそうな物で、数も多いもの。
 例えばB−29などは、一般的に知名度が高い戦略爆撃機です。また、クラウンやカローラなどは、誰でも知っているでしょうし、数も多く、脇役とは言えません。(今は別としてもトヨタの主力車種ですから、前項に触れます)
 この事項につきましては、数よりかも、一般の人への認知度を優先します。例えばAIM−9・サイドワインダーは、第二世代以降の西側の戦闘機には、ほぼ全てに付いていると言えますから、数は多いです。しかし、形式番号と固有名詞については、その方面に知識がある人ならともかく、一般的にはミサイルとしか認知されていません。また、多くの場合、戦闘機がメインで、ミサイルは脇役です。
 このケースで言うなら、湾岸戦争で有名になったスカッドやパトリオットは一般の人でも知っていそうですが、V−1やV−2ミサイルは、おそらく知らないと思います。
 車で言うのであれば、知名度が低く、生産台数も少ない車種ならば、問題ありません。但し、台数が少なくてもフラッグモデルのように、象徴的な車種につきましては、この事項よりかも、次の事項に触れるものとして、アウトとします。
 但し、上記事項にすべて触れますし、下記のスペシャルと言うのにも、少し入りますが、パトカー、消防車、救急車などの車種は、除外します。これらは警察、消防が使うと言う意味で広く認知されている訳で、車その物が有名な訳ではありません。

・数が少なくても、その存在が、明らかに脇役でないもの。
 F−1など、レース用の車などが、これに当ります。市販車をベースにしたレース用車種の場合、明確にその仕様でない限りは、これに該当しません。また、極端にマイナーなカテゴリー、レースなどの場合は、知名度と言う点を考慮して、これに触れないものとします。
 アポロやはやぶさなどの宇宙関係の物、しんかいなどの深海調査船、そう言ったスペシャルな類は、ここ、或いは下記に含まれます。つまりアポロ本体が主役で、月着陸船が脇役、と言ってもダメです。
 前項でも書いていますがGT−R、NSXなど、国内自動車メーカーのフラッグモデルは、アウトとします。但し、海外メーカーの場合は、スーパーカーと認識されている車種以外は、知名度の点でOKとします。また、国内メーカーであっても、既に古い為に認知度が下がっている
車種については、これに当らないものとします。

・極端に秀でた性能など、脇役には相応しくない存在感のあるもの。
 Me−262、ヤクトティーガーなどが、これに当ります。意味としては、前項と被るとも言えますが、そう言った感じの物です。また、作る人が居るかは別として、「西部警察」の車も、これに当るものとします。関係無いけど、西部警察の大門って、あれだけ好き勝手やっているけど、階級で言うなら、「こち亀」の大原部長と同じ、巡査部長なんだよね。
 特殊な例として「桜花」を出しますと、戦果は別としても、その存在は色々な意味でスペシャルですし、あの当時のロケット推進は、かなり秀でた性能と言えます。但し、母機である一式陸攻にぶら下がっている時は、完全に脇役です。が、今度は一式陸攻が旧日本海軍の主力攻撃機ですから、別の意味で脇役ではありません。このように主従が分かり難い場合は、OKにします。但し、銀河にぶら下げた場合は、ダメです。

・映画などのタイトルに付いていたり、主役の扱いを受けたもの。
 
どちらかと言えば、キャラ物的な解釈になりますが、B−17・メンフィス・ベル、A−6イントルーダー、トラック野郎仕様のデコトラ、ファイヤーバード・トランザムなどが、これに当ります。また、同様に「マッドマックス」のインターセプター(改造した黒いヤツ)なども、これに当ります。
 
ただ、あまりにマイナーな映画の場合は、この範囲から除外します。例えば「鬼戦車T−34」程度の知名度なら、この事項には触れません。(T−34自体が別の事項には触れますが…)
 スケール物の場合、キャラ物ほどは広く解釈しません。T26E3の場合、映画「レマゲン鉄橋」に登場しており、そこに到達したのは第9機甲師団第19戦車大隊B中隊と分かっていますが、作品のタイトルに付いている訳ではないので、映画の1シーンを作ったと言う以外は、その仕様であったとしても、この事項に触れないものとします。

・マンガやアニメなどで、主人公が搭乗して有名になったもの。
 これもキャラ物的な解釈ですが、その仕様でなくても不可とします。但し、キャラ物ではありませんので、解釈は狭義の方で採ります。基本的に「主人公が乗っていた」と言うより、その作品によって知名度が上がった、有名になつた、と言う点を重視します。その意味では、前項とやや重なる部分があります。
 「湘南爆走族」で言うならGS400はファイヤーパターン付きは、その仕様でなくても不可。それ以外のCB400T、KH400、GT380については、族車仕様でなければ、OKとします。

 「86トレノ」だって、明確に「頭文字D」の仕様でなければ良いのでは?、と思うかも知れませんが、そもそもトレノ自体が数が多いものに触れる可能性が高いですし、トヨタが販売した車だけに、86かどうかは別として、固有名詞の知名度も高いと言えます。その中にあって86を有名にしたのは、「頭文字D」と言えると思います。少なくても、ここ最近では。
 「特攻の拓」について補足しますと、CB400FOURは、主人公が乗っていた訳ではありませんが、クラシックカーとも言えるヨンフォアを、90年代に有名にしたのは「特攻の拓」だと思います。と言う訳で、ヨンフォアの赤色は、不可とします。
 とは言いましても、「その方面の知識や作品を知らいなと分からない」のが実情だと思います。おそらくGS400にしても、「湘南爆走族」を知らなければ、「昔、アオシマが、出していた気がする」、といった程度だと思います。

 スケール物であって、キャラ物ではないので、この辺りは、あまり厳しく取りません。
 完成した後から言われても困る、と思いますので、いくつか書いてみました。
・「湘南爆走族」、GS400ファヤーパターン、CB400T、KH400、GT380の族車仕様。
・「特攻の拓」、FZR250R、ゼファー400、CB400FOUR(赤色)。
・「頭文字D」、86トレノ
・「ルパン三世」、アルファロメオ・グランスポルト・クアトロルオーテ(赤・黄)とフィアット500、その他はOKとします。
・「よろしくメカドック」、セリカXX(A60)、バラードCR−X、フェアレディーZ(Z31300ZX)、3車種。
・「あぶない刑事」、セフィーロ(A31)港306仕様、セドリック(Y30)港305仕様、及びレパード(UF31)は、港303仕様でなくても、ゴールド・シルバーの2トーンは不可。

・肩書きからして脇役っぽいものは、上記の何れかに触れたとしても、可とします。
 F−1/2支援戦闘機は、おそらく国内ならばそこそこの知名度がありますし(少なくてもニュースを見たり、新聞を読んでいる人なら)、数についても少ないと言う程ではありません。が、しかし支援戦闘機と言う、脇役である事を明確に語る肩書きが付いていますから、これは完璧に脇役です。ポジションから言えばF−16も、これに当らない事はありませんが、流石に灰色と言う気がします。
 しかし、ほぼ同じ機種を使いながらも、T−2/4ブルーインパルス仕様は、知名度も高く目立っていますし、曲芸飛行をするチームですから、とても脇役とは言えません。
 では、肩書きには付いていないが、本来の目的が脇役っぽい物は、どうか?と言う点です。掲示板の方でも書きましたが、V号突撃砲の場合、単独の車種としては独軍最多を誇ります。しかし、造られた目的は歩兵の支援ですし、戦車の代用として本来とは違う使われ方をして活躍しましたが、代用と言う辺りも脇役っぽいですから、脇役としての素質は十分に備えています。
 連合国軍の場合ですと、物量が多いだけにチョットした脇役ですら、枢軸国の主力より数が多かったりします。性能的には主力になれなかったP−40ウォーホォークですら、零戦を上回る14,000機が生産されています。
 また、軽戦車や装甲車についても、主力とは考えられませんが、数は、かなり生産されています。この辺りは、一般的な解釈や常識で判断します。

・明らかにアイテムの方が、オマケと取れる仕様。
 
痛車や痛機などが、これに当ります。但し、痛車の場合は、キャラ物/フィギュア部門のレギュレーションを取りますので、そちらに触れた物につきましては、アウトとします。例えばプリウスやクラウンをベース車に選んでも、貼られているデカールが鶴屋さんでしたら、問題ありませんが、ハルヒを貼ったアウトです。

 

 一応、線引きとしては、こんな感じですが、最終的には自己申告となります。他の人が見て、納得するだけの理由があれば、「脇役」として扱う事とします
 今回、ターゲットアイテムは、「ガズL・R」になります。発案者が「太刀持ちガズL、露払いガズR、横綱不在」、と言ったように、素晴しい脇役っぷりです。正直、これを超える脇役っぷりのアイテムは、直ぐには思い付きません。

 これは結構重要な点で、話合いの時にも出ましたが、「マイナーと、脇役は、違います」。今回は「脇役」っぷりを競うコンペで、マイナー度を競う訳ではありません。ここを、注意して下さい。

 

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