宇宙戦艦ヤマトV('80.10〜'81.4)

 

 

 「宇宙戦艦ヤマト」というと、70年代を代表するアニメの印象が強いが、劇場版「ヤマトよ永遠に」「宇宙戦艦ヤマト完結編」、「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」の劇場公開、そしてTV版の「宇宙戦艦ヤマトV」は、すべて80年代である。

 強力な裏番組の為、低視聴率に終わった「宇宙戦艦ヤマト」。大ヒットなった劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト〜愛の戦士たち〜」、そのスポンサーをバックアップする為に作られた「宇宙戦艦ヤマト2」。事情は違えどTV放映された「宇宙戦艦ヤマト」は、共に26話と短命に終わっており、ビッグタイトルとは思えない不遇さである。

 それに対して、既に日本のアニメ史上に確固たる地位を築いた後、全52話(約1年)の予定で製作されたのが、最後のTVシリーズとなった「宇宙戦艦ヤマトV」である。にも関わらず、視聴率の低さから(今考えると騒ぐほど低い数字ではない)、前2作を下回る25話で終わっている。
 これは「宇宙戦艦ヤマトV」に限った事ではないが、キー局が日本テレビで午後7時の放送では、プロ野球中継に潰されて、満足な放送は望めない。(まあ、「ヤマトV」はオフシーズンだったので、プロ野球が原因とは言えないが…)

 

 「宇宙戦艦ヤマトV」では、土門や揚場といった新キャラを多く起用したり、好敵手であったデスラーとの共闘をより前面に出すなど、色々と新しい試みをしてはいたが、上手く行かなかったようである。(新キャラ二人も最後で死んでるし…)

  

 

ガルマン・ガミラス戦闘空母

制作・松本の幹事長
バンダイ 1/2400

 

 「赤色にしました。この後ウォシュして、艦載機配置してUP予定です」、とありましたが、艦載機は諦めたそうです…。このキットに限らず、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズのキットに同封されている艦載機って、艦に不釣合いなほど大きいんですよ。

 

 

 ←こいつは70年代です!

 

 

 

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