トヨタ スープラ 3.0GT TurboA'87 with Fate/stay night

フジミ 1/24 トヨタ スープラ3.0GT TurboA'87

 

・トヨタ スープラ 3.0 Turbo A
 自分が小さい頃「将来、乗りたい(買いたい車)No.1は、トヨタ・セリカXX」でした。そのセリカXXが86年に生産停止になりました。当時は車検に年車制度があったので、将来セリカXXに乗ると言う夢は消えかけましたが、代って同年に登場したスープラは十分に継ぐ存在でした。
 高校生の頃に宝くじを買って、二等・300万円が当たったらスープラ、三等・100万円が当たったらセリカXX(中古)、なんて夢を見ていました。当時は新車のスープラが300万円、セリカXXの中古は100万円でした。
 あまり車の模型は作りませんでしたが、過去に数少ない作った事のある車種が、トヨタ・スープラです。 

 

 キットの方は悪評高いフジミの共通シャーシを使用した廉価版キットで、噂に違わぬ出来ではありますが、最低限スープラに見える形はしています。ちなみにフジミのキットは87年型で、タミヤの方は86年型なので、微妙な違いはあります。
 自分でも車を運転する立場としては、運転者(=所有者)が最も目にするのは内装、そう言う考えがありますので、内装を中心に手を入れました。
 完成後はほとんど見えませんが、2種類のサフを吹き分けて質感の違いを表現。カーステレオのフロントスピーカーカバー、リアスピーカー、カーナビ、ドアの内側、シートベルト留具、ドリンクホルダー、エアコンのパネルなど、キットでは省略されている所やオプションも再現。

 

 塗装は、サフ→ブラック→スーパーブラックと吹き、シャープな黒を目指したのですが…。元々、試作として作られた為に一度目のミラクルデカールのテスト後、直ぐに強引に黒を吹いてハイブッドのテスト用にした為、お世辞にも綺麗とは言えない状態です。

 デカールの方は、最終的にハイブッドで仕上げましたが、基本のデザインは一回目と大差ありません。強いて言うのであれば、汚くなったクリアーパーツを隠す為、窓に貼るデカールを大きくした程度です。
 元々、小さい1/24と言う模型に貼る事を考慮して小さい物は減らし、なるべく大版にして、キャラを全面に出すようにしました。また、本体色の黒とプリンタの黒では、色の違いが大きいので、極力フチを切り取って目立たないようにしました。何か、スクリーントーンを切り出している感じがして、妙に懐かしい気がしてきました。まぁ、何でも経験しておくと、何処かで役立つ、…事もあると言った所でしょうか? 

 ちなみにナンバーは、自分が以前に乗っていたマークUの沼津ナンバーです。

 

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